認知症の基礎知識
認知症とは
認知症とは、一度獲得した知的能力が脳の後天的 及び 病的な変化等の原因により、著しく低下した状態を言います。その状態により家庭生活、社会生活に支障をきたした状態を指します。
認知症かどうかの3つのポイント
- 約束を覚えていない
- 人・場所・時間などの見当がつかなくなる
- 今までの生活を続けることが難しくなる
認知症の気づきのポイント
- 同じことを繰り返し話すことがあるか
- 以前にできていたことで、できなくなったことがあるか
- 好きなことに興味を示さなくなった
認知症の症状は本人よりも周囲の人(家族など)が、気づくことがあります。
もしかして、という小さな気づきが、認知症の早期発見の手がかりとなります。
早期判断、早期治療のためには、「何か変だ」と感じたら
かかりつけ医や認知症専門医療機関などにご相談ください。
認知症は脳の変性により起こる病気であり、加齢による物忘れとは異なります。
かかりつけ医や認知症専門医療機関などにご相談ください。
認知症は脳の変性により起こる病気であり、加齢による物忘れとは異なります。
厚生労働省によると、認知症高齢者は年々増加し、2020年には全国で約325万人になると推計されています。
若年性認知症について
- 認知症は高齢者だけの病気ではありません。
- 65歳未満で発症するいわゆる若年性認知症の方は、全国で37,800人と推計されています。
- 家族の精神的負担が大きく、経済的な困難を伴うことも多いことから、社会的な関心が高まっています。